自然 · 2024/12/26
今朝の天王森泉公園も、気温が3度と厳しい冷え込みとなりました。しかし、そんな中でくわくわ森の北入口にひっそりと春の兆しを感じさせる光景が広がっています。それは「蝋梅(ロウバイ)」です。この時期にしか見られない花で、半透明で鈍いツヤのある花びらが特徴です。その姿がまるで「蝋細工」のようだと例えられることから、その名が付けられたと言われています。  黄色く香り高い蝋梅の花は、少し下向きに咲き、控えめながらも気品を漂わせています。その芳香は、冬の澄んだ空気に溶け込み、訪れる人々の心を和ませてくれます。一見すると目立たない花ですが、その存在感は冬の厳しさの中で、春の訪れを静かに予感させる貴重な存在です。  寒さの厳しいこの季節、天王森泉公園を訪れてみてはいかがでしょうか。くわくわ森の北入口と湧水の森を散策しながら、この「蝋梅」の美しさに触れ、冬の自然の素晴らしさを感じていただけたら幸いです。春への思いを胸に、寒い季節も元気に乗り越えましょう!

行事 · 2024/12/25
 今年も残りわずかとなり、年末の風物詩となっている天王森泉公園での「すす払い」が、12月22日の日曜日に行われました。天気にも恵まれたこの日、朝9時半頃から22名のボランティアの皆さんが集まり、公園の清掃活動に励みました。...

自然 · 2024/12/25
 冬の朝、天王森泉公園の野の花苑を目指して坂道を上ると、大池のほとりに大きなシモバシラが姿を現しました。この日は今年一番の寒気が来た特別な朝で、今まで見た中でも一番大きな霜柱(シモバシラ)が育っていたのです。...

自然 · 2024/12/19
 天王森泉公園の野の花苑を訪れると、竹林へと続く小道の入り口にひっそりと佇むコクサギの木に出会うことができます。この小さな灌木は、緑豊かな葉を左右交互に2枚ずつつくコクサギ型葉序をしています。その姿は控えめながらも、竹林への入り口を彩るように存在感を放っています。...

自然 · 2024/12/18
 先々週、泉館の裏手、大池の手前で見つけたボケの花。まだ寒さの残る季節に、たった一輪だけ咲いているその姿には、なんとも言えない生命力を感じました。そのままにしておくのが惜しくなり、枝ごと切り取り玄関に飾ることにしました。...

自然 · 2024/12/18
 天王森泉公園の裏庭を散策していると、坂道を上る途中でふと目を引く光景に出会いました。濃い緑の葉を茂らせた小さな木に、たくさんの白い花が咲いていたのです。近づいてみると、その白い花は薄い黄色がかった花芯を中心に、まるで貴婦人のような優美さをたたえていました。その花は「詫助(わびすけ)」――正確には「白詫助」と呼ばれる椿の一種です。...

行事 · 2024/12/18
 12月8日(日曜日)、天王森泉公園の田んぼグループが丹精込めて育てたもち米を使った「収穫感謝祭 天王森もちつき」が開催されました。 朝は非常に寒かったものの、時間が経つにつれて気温が上がり、雲一つない晴天のもとでイベントを楽しむことができました。...

行事 · 2024/12/12
 本日は冬晴れの穏やかな日和の中、湧水の森囲炉裏前で「お正月飾りづくり」の講習会を開催しました。今回使用したワラは、11月に天王森の田んぼで脱穀したもち米のワラを使用しています。  実習に入る前に、巌さんによるしめ縄づくりのビデオを鑑賞しました。作業の流れやコツを視覚的に学ぶことができ、参加者も意欲的に取り組む姿勢が見られました。...

行事 · 2024/12/08
 本日、12月8日(日曜日)は、天王森泉公園の田んぼグループが丹精込めて育てたもち米を使った「収穫感謝祭 天王森もちつき」が開催されました!朝は非常に寒かったものの、時間が経つにつれて気温が上がり、雲一つない晴天のもとでイベントを楽しむことができました。...

 · 2024/12/05
水車の修理と新たな設置方法  天王森泉館の天坂側には、大池から流れてくる水路があり、その途中に水車が設置できるようになっています。この水車は普段、戸袋の下に保管されていますが、今回は水車を制作したボランティアさんが修理を行い、久しぶりに水車を動かしてみました。...

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