1. ご挨拶
寒さが体にしみる今日この頃、皆様元気にお過ごしでしょうか?
先日ボランティア対象の新年研修会を行いました。今年はスタッフ含め29名の方とお話をしました。横浜市と定めた保全管理計画や「歴史と自然を受け継ぎ、みんなに愛される憩いの天王森」というキーメッセージを共有しました。お酒も飲み朗らかな中、お互いを知る良い機会になったと思います。
今月号では、前号以降の主要イベントの報告と、2025年度の事業計画をお知らせします。末尾の自己紹介コーナーでは、新しくボランティアに加わった5名を紹介します。
下の写真は新年研修会での集合写真です。みなさん良い笑顔です!
2. 開催した行事の状況
■6月16日(日) 「そば打ち体験①」 参加者9名 ボラ:6名 9:00~12:00
この日の使用粉は丸岡在来種(福井県:越前そば)。2022年日本で一番美味しい蕎麦にノミネートされたもの。北緯36度線は蕎麦ラインと言われ、ライン上に福井・長野・茨城などの産地が並びました。昼夜の寒暖差の大きいことが味や風味を高める恵のライン。
この日は、天王森古民家そば道場に9名の応募を頂き、天王森そば同好会のボランティア6名が講師となり、マンツーマンで二八そば打ち体験を行いました。
また、そば打ちの最重要ポイントである「水回し」を実習し、水の力でそば粉をつなぐことや水の分量、そば粉をこねるのでは無く、指先でなじませることなどを紹介しました。
■7月7日(日)「七夕まつり お焚き上げ」 参加者 5名 ボラ 1名 15:00~16:00
七夕飾りのお焚き上げは、日本の伝統的な行事であり、星に願いを込める風習です。天王森泉公園では、6月28日から7月7日までの期間、ボランティアとスタッフが用意した、折り紙で作った吹き流しや星の付いた短冊に、訪問された皆さんからそれぞれに願い事を書き込んで頂き、色鮮やかな糸や飾り紐で星や短冊を結び付け、館内の竹の葉に括り付けて頂きました。その短冊の数は112柵にもなりました。
そして、7月7日の午後3時に、竹林前の広場でお焚き上げを行いました。お焚き上げは、願い事を煙に乗せて天に届けるという意味があります。
お焚き上げの際に、何時も竹林で雅楽の楽器の笙(しょう)や篳篥(ひちりき)を練習されている方に、笙(しょう)を吹いていただき、火を点け、天に向かって願い事が叶うことを祈りながら、心温まるひと時を過ごしました。
■7月28日(日) 「夜の虫ライトトラップ」 参加者23名 ボラ:4名 18:30~20:30
夜の虫生態調査・観察会を7月28日に行いました。
指導はNPO法人「Dream eggsゆめたま」主催の相川健志さん。参加者は夏休み中で多く9家族23人、お手伝いとして大学生1人と高校生2人、公園のボランティア4人が参加しました。
18時半に集合して、明るいうちは森の中を歩き観察しました。甲虫のカブトムシや、クワガタなどの昆虫だけでなくヤモリも見つけることができました。
19時半になると暗くなり、光に照らされた布に虫たちが集まってきました。布につくもの、近くに止まるもの、物置の蛍光灯に寄ってくるもの色々ありましたが、クワガタなどのお目当の昆虫が飛んできてくれました。20種類以上見られました。尚、捕まえた昆虫は、観察後に現地で放した。アブラゼミも無事に羽化出来ました。
■8月4日「水辺で遊ぼう生き物観察会」(境川遊水地公園 共催) 参加者21名 ボランティア4名
和泉川の鍋屋橋付近で、毎年行われる恒例の人気のイベントです。参加者は7家族21名,指導はNPO法人「Dream eggsゆめたま」主催の相川健志さんと学生さん2名。
相川さんの指導のもと、川の中で魚の取り方を教わり、川の中の沢山のエビ、魚などを捕まえ、楽しい観察会になりました。捕まえた生き物は水槽に移し、相川さんの解説を聞きました。
魚は8種類、オイカワ、カワムツ(西日本の鯉の仲間)、アブラハヤ(湧水が入る川に多く住んでいる)、タモロコ(髭が生えている鯉の仲間)、ドジョウ(外来種・在来は少ない)、ハゼの仲間のボウズハゼ(海から登ってくる)など3種類。エビ、カニ-5種類、スジエビ(外来種)、ヒラテテナガエビ、カワリヌマエビ(外来種ペットショップで売られている)、モズクガニ(海から登ってくる)、アメリカザリガニ(特定外来種は捕まえたらリリースしてはいけない)、ヤゴの仲間や初めて捕まえた大アメンボなどたくさん捕まえました。捕まえた生き物は、リリースが禁止されている特定外来種のアメリカザリガニ以外は観察会終了後、和泉川に放しました。
■8月6日 「生き物調査観察会」参加者13名ボランティア5名
#毎月開催の「生き物調査観察会」ですが紙面の都合上8月分のみ掲載します。
このところの猛暑続きで熱中症の危険もあり、活動は午前中で終了しました。気温も32℃あり蒸し暑い日でしたが、生き物たちは色々な姿を見せてくれました。野の花苑→見晴らし丘→くわくわ森とまわりました。
■10月6,12日 「稲刈り体験」参加者88名 ボランティア8名
10月5日土曜日に予定していた稲刈り体験は、雨のため延期となり、10月6日(日)に改めて開催されました。朝は少し雨が降っていたため心配していましたが、9時になると雨もやみ、無事に稲刈りを行うことができました。
今回の稲刈りには、なかよしこども園の先生4名を含む総勢24名の親子が参加しました。一般のお客様も9家族、19名の参加がありました。また、ボランティアスタッフ8名のサポートを得て、もち米の稲刈りが行われました。参加者は初めての体験の方が多く、鎌を手にしながら真剣な表情で稲を刈る姿が印象的でした。天王森の稲刈り、素晴らしい1日になりました!
10月12日にはフリースクール「かけはし」の子供達3名とサポーター3名が稲刈りを体験、どろんこを楽しみました。「もじゃし」(モジャクンかかし)の見守る中、カエル/バッタに会い「こんにちは」「さようなら」と話している姿は喜ばしかったです。
■10月14日「古民家ライブ」 参加者48名
秋が深まりつつある天王森泉公園で、風情溢れる古民家・泉館を舞台にライブ演奏会を開催しました。今回は、篠笛・能管奏者:岸田 晃司さんとピアノ奏者の野口 杏梨さんが出演。篠笛の繊細で心に染み入る音色と、ピアノの美しい旋律が調和し、秋の穏やかな午後にぴったりの演奏が会場を包み込みました。
演奏プログラムは、1.竹田の子守唄 京都民謡2.秋桜 山口百恵 3.お祭りマンボ 美空ひばり 4.京の夜 篠笛独奏 5.スペイン チックコリア 6.草原の道導 オリジナル 7.白妙の蓮水 オリジナル と続き、ライブの最後には、観客全員で「花は咲く」を合唱。篠笛とピアノの伴奏が静かに寄り添い、参加者一人ひとりの歌声が響き合い、温かい一体感が生まれました。会場全体が一つになり、感動的なフィナーレを迎えました。
秋の泉館でのライブは、自然に囲まれた中で、心温まる音楽のひとときを提供してくれました。篠笛とピアノという異なる楽器の響きが見事に融合し、忘れられないひとときとなりました。次回のライブが待ち遠しいです。
■10月20日(日)「新そばまつり」参加者41名
秋の風物詩として、今年も多くの皆様にお越しいただき、豊かな自然の中で、新そばの美味しさを存分に楽しんでいただきました。
朝からの雨も晴れて、11時からは先に30食分を予約された方々へ、特別に新そばとそばの実ご飯を提供しました。この時間帯は、落ち着いた雰囲気の中で、新そばの香りと共に、皆さんの笑顔が溢れていたのが印象的。
12時からは、新潟県発祥の伝統的な「へぎそば」と、そばの実ご飯が振る舞われました。へぎそばは、布のり(ふのり)という海藻をつなぎに使い、独特の滑らかさとしっかりとしたコシが特徴のそば。この風味豊かなへぎそばを、天王森の竹林で採れた竹の器に盛り付け、お客様にお楽しみいただきました。また、そばを引き立てるもう一つの一品として、「そばの実ご飯」も一緒にお出ししました。そばの実を使ったご飯は、ほんのりとした香ばしさとヘルシーな味わいで、へぎそばとの相性も抜群でした。
■10月22日(火) 「ボランティア研修」 参加ボランティア:22名
秋晴れの心地よい一日、ボランティア研修を行いました。今回の訪問先では、天王森の活動に役立つ多くの知識を学ぶことができました。
最初に訪れたのは、湘南の伝統を感じさせる「熊澤酒造」。明治5年(1872年)創業の老舗で、社是は「よっぱらいは日本を豊かにする」。湘南の気候に根差した、手作りの少量生産で良質な酒を作り続けています。看板商品である「天青」は、中国の故事「雨過天青雲破処」から名前が取られ、清らかで潤いのある味わいが特徴。昼食として「蔵元料理天青」にて、地元の食材を使った「蔵元美膳」を堪能し、天青との絶妙な組み合わせを楽しみました。
午後からは神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」を訪れました。敷地面積は約92,000㎡(横浜スタジアムの約3.5倍)と広大で、四季折々の花々や野菜が見られる豊かな自然が広がっています。ボランティア活動にも役立つアイデアが散りばめられた場所です。バラを含め花の数が少なく少々残念あった。次回はもう少し時間をかけてまわりたいと思いました。天王森泉公園の活動に役立つ知識やヒントが詰まった充実の研修となりました。
■11月10日 「天王森まつり」参加者267名 ボランティア33名(スタッフ含む)
今回のまつりでは、古民家ライブ篠笛奏奏者岸田さんからご紹介いただいた小泉謙一さんによる力強い太鼓演奏が披露され、会場が大いに盛り上がりました。小雨の中でも響き渡る音色に、皆さんが耳を傾けている様子が印象的でした。
「天王森なべ」は100円でご用意し、寒い中あたたかい一杯が大好評。また焼き芋は80キロ分用意し、一本100円で販売しました。地元の人気店「ぶどうの樹」にパンの販売をお願いし、また、ボランティアでおにぎりやジュースの販売も行いました。さらに、初めての企画としてお子様向けに8名様限定の似顔絵を300円で実施しました。その他にも、どんぐりグッズの販売や木の顔の作成など、子供たちが楽しめるコーナーを用意し、フランクフルトや味噌こんにゃくの販売もご用意しました。
正門前では、新鮮な地元野菜を販売しました。柿、カボチャ、にんじん、キャベツ、リーフレタス、泥ネギなどが並び、多くの方々が旬の野菜をお求めになりました。
45本の景品が用意された抽選会も大人気。特賞には、佐渡の「コシヒカリ」特裁米5キロ1本、2等にはお米「風さやか」5キロを4本、3等には崎陽軒のシューマイ15個入り×2箱を10本、4等には天王森の田んぼで栽培した無農薬のもち米1キロを10本、5等にはサツマイモが20本と豪華なラインナップでした。
■12月8日「天王森もちつき」 参加者479名 ボランティア39名
朝8時50分頃から、お餅を買うお客様が正門前に並び始め、開始時刻の9時30分には受付に行列ができ、11時50分には、なんと479名もの来場者にお越しいただきました。皆さんのお目当ては、お餅と子供たちによる餅つき体験。
子供もちつきは、受付でお子様一人につき整理券を1枚配布し、75名の子供たちが参加しました。それぞれ10回ずつ杵を振るい、お餅をつく体験に挑戦。初めての体験に緊張している子供たちも多く、親御さんの温かいサポートのもとで無事に終えることができました。みんなの真剣な表情と楽しそうな笑顔がとても印象的でした!
おもちの当日販売券は、11時前にはすべて完売。雑煮とお汁粉も大好評で、予定数を全て完売できました。今回のイベントを通じて、多くの方々に収穫の喜びや伝統文化に触れていただけたことを大変嬉しく思います。
■12月22日「すすはらい&避難訓練」 ボランティア15名+スタッフ7名
天気にも恵まれたこの日、朝9時半頃から22名のボランティアの皆さんが集まり、公園の清掃活動をして頂きました。
冒頭、緊急時対応や研修を行い、避難誘導、点呼、連絡の方法、消火設備の場所を周知し、そのあと掃除を開始。参加者たちはそれぞれの役割を分担し、和気あいあいとした雰囲気の中、協力し合いながら作業を進めました。作業終了後の12時からは、食事会を実施。1年の労をねぎらいながら、共に汗を流した仲間たちと温かい食事を囲むひとときは、心も体も満たされる素敵な時間となりました。参加者同士の親睦も深まり、充実した年末の一日となりました。
■2025年1月12日「百人一首」 参加者12名 ボランティア3名
この日、むらさめ会の東さんのご協力を得て、中断していた百人一首の伝統行事が再び公園に戻ってきた記念すべき日となりました。参加者は小学生や中学生、そのご家族を含む12名。和やかな雰囲気の中で、「バラ取り」や「源平合戦」といった緊張感あふれるルールのもと、熱戦が繰り広げられました。
特に印象的だったのは、東さんによる丁寧で力強い読み上げ。その声に耳を澄ませ、札を取る瞬間の真剣な表情や勝敗が決まった後の晴れやかな笑顔が、参加者の皆さんの心をつなぐひとときとなりました。また、周囲で見守る方々も、手に汗握る展開に夢中になりながら、一緒に楽しんでいただけたようです。
澄んだ冬空のもと行われた百人一首の会は、まさに心まで晴れやかになるような素敵な時間でした。このような伝統行事が世代を超えて受け継がれ、さらに広がっていくことを願ってやみません。
■2025年1月19日「新年研修会」 参加ボランティア29名(スタッフ含む)
恒例の新年研修会を開催しました。今年も多くのボランティアの皆さんにご参加いただき、新たな気持ちでスタートを切ることができました。
研修会の目的は、新年を迎え、ボランティア活動における共通の意識を高めることです。会の始まりに、会長から、新たな一年に向けての希望や抱負をお話しいただきました。
その後、当園のビジョン、目標を元にグループで話し合い、これからの活動に向けた方向性を確認しました。この時間はボランティア同士の自己紹介を交え、当園に関する意見を交換する貴重な時間となりました。皆さんがそれぞれの立場で感じる課題や目標をシェアし、共に成長していく意識が高まったのではないでしょうか。
研修会終了後、食事会と抽選会が行われ、参加者全員が一層の親睦を図りました。
今年もボランティア活動を通じて、地域のために多くの力を合わせていけることを楽しみにしています。参加された皆様、本当にありがとうございました。
■2025年2月2日「節分」 参加者61名 ボランティア7名
今年も恒例の節分の豆まきを開催しました!週末ということもあり、たくさんの子供たちが来てくれることを期待していましたが、今年は南岸低気圧の影響で今シーズン一番の寒さに…。さらに、天気予報では雪の可能性もあるとのことで、ご来園いただけるか心配していました。
しかし、当日は雪ではなく冷たい雨。そんな厳しい天候にもかかわらず、なんと61名もの子供たちとご家族が集まってくださいました!寒さに負けない元気な姿に、スタッフ一同も嬉しくなりました。
まずは、その年の厄を払う年男・年女による豆まきからスタート。「鬼は外!福は内!」の元気な掛け声とともに豆がまかれると、子供たちは楽しそうに豆を拾い集めていました。
鬼は、特製の赤鬼・青鬼の看板!大きな鬼の顔が描かれた看板に向かって、子供たちは「鬼は外!福は内!」と元気いっぱい豆を投げました。勢いよく豆を投げる子、狙いを定めて慎重に投げる子、それぞれのスタイルで豆まきを楽しんでいました。
豆まきの後は、お楽しみのお菓子と福茶をいただきました。寒い中での温かい福茶は格別で、子供たちもホッとひと息つきながら、美味しそうに味わっていました。
寒さと雨の中ではありましたが、多くの方にご参加いただき、今年も無事に節分の豆まきを終えることができました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
■2025年2月9日 「冬の野鳥観察会」 参加者13名 ボランティア11名
本日、2月9日(日曜日)は、よく晴れて風もなく、まさに絶好の野鳥観察日和となりました。天王森泉公園の前庭には24名の参加者が集まり、和やかな雰囲気の中で観察会がスタートしました。
今回の観察ルートは、境川遊水池公園の鷺舞橋から、公園内のビオトープを巡った後、天王森泉公園の「くわくわの森」を抜け、「みはらしの丘」を経由して戻るコースです。冬ならではの澄んだ空気の中、様々な野鳥たちとの出会いを楽しみました。
最初の観察ポイント鍋屋橋では、ダイサギ(大鷺)やカルガモが穏やかに水辺にたたずむ姿を確認。白く優雅なダイサギの姿は、冬の光に映えてひときわ美しく見えました。
また、田んぼではハクセキレイの姿が。水辺や田畑で忙しく動き回るその様子は、とても愛らしく、観察者たちの目を楽しませてくれました。
鷺舞橋では、特に印象的な出会いがありました。キジの姿を間近で確認できたほか、カワセミがその鮮やかな青い羽を輝かせながら飛ぶ姿に、一同から感嘆の声が上がりました。さらに、ヒヨドリやモズも元気よく飛び回っていました。
そして空を見上げると、まるで私たちに見せびらかすように、ノスリが優雅に旋回していました。猛禽類ならではの堂々とした飛翔は、まさに自然の雄大さを感じさせてくれるものです。
境川遊水地公園事務所近くでは、水辺ではカワウがじっと佇みながら、水面を見つめていました。カワウのたたずむ姿には、どこか哲学的な静けさを感じることができます。
今回の観察会では、冬ならではの澄んだ空気の中、多くの野鳥たちの姿を観察することができました。参加者の皆さんも、双眼鏡を片手に熱心に鳥の姿を追い、その魅力に引き込まれていました。
晴天に恵まれ、風も穏やかな絶好の観察日和となったことで、充実した時間を過ごすことができました。今後も、こうした観察会を通じて、自然と野鳥の魅力をより多くの方と共有できればと思います。
■その他当園の状況報告
□令和7年度の事業計画について
令和7年度の事業計画を別紙の様にしようと考えています。最終的には第28回総会にて決定をします。令和7年度も多くの行事がありますので、ご都合の良い方はぜひご協力をお願いいたします。なお、令和6年度と比較し、増減した行事は下記です。
ü 春の花を楽しむ会(4月):開催せず
Ø 令和6年は参加者0名。毎月の生き物調査観察会と日程が近いことも一因。
ü 竹林でお茶会(5月):開催せず
Ø 例年5月は「五月まつり」「大人の竹細工」「田植え体験」とイベントが多いため
ü しいたけ菌駒打ち体験(2月):しいたけ菌駒打ち体験のみ開催せず。
Ø 原木の販売は実施
3. 今後の予定
■2月22日(土)~3月14日(金)) 「つるし飾り展」
今年も泉区内の2団体のつるし雛を飾っていただきます。またスタッフの方の7段飾りも展示予定。3月2日には甘酒を振舞う予定です。
■4月第1週or第2週 「竹の子まつり」
当園の竹林で生える竹の子を使って、「竹の子掘り体験」「竹の子の競り販売」「竹の子汁販売」を行います。まつりの日程は今後竹の子の生育状況を見て決定します。お手伝いをよろしくお願いいたします。
■5月5日(月祝) 「五月まつり」
端午の節句を祝います。この日は餅つきを予定しています。ご協力よろしくお願いいたします。
4. 保全作業の状況
■野の花G活動報告
引き続き旺盛に活動いただき、草取り他を頑張っていただいています。詳細な報告があるので、雰囲気もお分かりいただけると思います。参加されたい方はご連絡ください。
実施日時 |
作業内容 |
実施者 |
6/7 |
クガイソウ養生、草取り、見晴らしの丘のエドヒガンザクラ手当 |
山本T,神浦,西山,佐々木,藤野,川添,林N,今井 |
6/14 |
リンドウ定植、菊切り戻し、草取り |
山本T,林N,神浦,杉山,川添,佐々木,今井,西山,富島,藤野 |
6/21,28 |
雨天中止 |
|
7/5 |
・フシグロセンノウ,ネコハギ,シキンカラマツ,ナデシコ, |
山本T,神浦, 川添, 今井,佐々木 |
7/12 |
雨天中止 |
|
7/19 |
・見晴らしの丘,昆虫のすみか草刈り ・カノコユリ養生,草取り |
山本T,林N, 佐々木, 杉山, 西山,神浦,川添,今井,藤野
|
7/26 |
・見晴らしの丘、昆虫のすみか草刈り ・アジサイ剪定,草取り |
山本T,神浦, 川添, 今井,佐々木,杉山 |
8/2
|
藤野さんエリア草取り、養生 |
山本T,佐々木,杉山,林N,西山,神浦, 今井,藤野 |
8/9 |
2度目アジサイ剪定(側溝,野の花苑)
各自草取り
|
山本T,杉山,佐々木,富島,神浦,今井,藤野 |
8/16 |
雨天中止 |
|
8/23 |
せせらぎ周囲,ワサビ田まわり草取り
|
神浦,山本T,西山,富島,杉山,今井,藤野 |
8/30 |
雨天中止 |
|
9/6 |
オーバーブリッジ下の草刈り
それぞれの担当部所の手入れ |
西山,山本T,佐々木,富島,今井,藤野 |
9/13 |
それぞれの担当部所の手入れ |
山本T,中澤,林N,杉山,神浦,川添,佐々木,西山,今井,藤野 |
9/20 |
・ギボウシの花後処理
・それぞれの担当部所の手入れ
・キチジョウソウの所のロープを外す
・春の七草鉢用すずな・すずしろ種まき |
山本T,林N,佐々木,西山,杉山,神浦,今井,藤野,中澤 |
9/27 |
雨天中止 |
|
10/4 |
・ロウバイ剪定
・倒れた植物の養生
・それぞれの担当部所のお手入れ |
西山,山本T,佐々木,富島,今井,藤野 |
10/11 |
・見晴らしの丘のユキヤナギのつる
植物除去
・彼岸花の刈取り
・竹林のホトトギスを囲う
・それぞれの担当部所のお手入れ |
山本T,中澤,林N,杉山,神浦,川添,佐々木,西山,今井,藤野 |
10/18 |
雨天中止 |
|
10/25 |
・天王森祭りに向けてスッキリ見える
ようにする
・カリガネソウの刈取り
・ツリフネソウの抜き取り
・斜面地のつる植物除去
・それぞれの担当部所のお手入れ |
山本T,林N,佐々木,西山,杉山,神浦,今井,藤野,中澤 |
11/1 |
・サクラソウの根を掘り出し、植え
直し、腐葉土をかける
・お飾りづくりのための稲わら作業
・枯れた植物除去
・それぞれの担当部所の手入れ
|
山本T,林N,佐々木,杉山,藤野,珊瑚,西山,神浦,富島,今井 |
11/8 |
天王森祭りに向けてきれいに整える
・立ち入り禁止区域をヒモで囲う
・花が終わった植物の刈取り
・落ち葉除去
・それぞれの担当部所の手入れ
|
山本T,林N,神浦,佐々木,杉山,西山,中澤,今井,富島,珊瑚,藤野 |
11/15 |
・天王森祭りのための立ち入り禁止区域
の囲いを撤去
・それぞれの担当部所の手入れ
|
山本T,林N,佐々木,西山,野口,杉山 |
11/22 |
・見晴らしの丘のハギの剪定
・斜面地のつる植物除去
・枯れて倒れていたガマズミと
ヤマツツジの除去
・玄関にあった鉢植えタマアジサイを
池のわきに移植
・石垣下のアイノヒトミ(アジサイ)
を池のわきに移植
|
山本T,中澤,佐々木,西山,杉山,富島,珊瑚,今井,藤野 |
11/29 |
・中和田南小の校外学習でコアゾーンを
説明
・それぞれの担当部署の手入れ
|
山本T,西山,神浦,佐々木,杉山,今井,藤野 |
12/6 |
下倉庫前の石段改修工事
・せせらぎエリアのガマズミとコクサギ
剪定
・斜面地のユキヤナギ、ユスラウメ、
ヤマブキ剪定
・クワの除去
・それぞれの担当部所の手入れ
|
山本T,林N,神浦,西山,珊瑚.杉山,佐々木,今井,富島,藤野 |
12/13 |
・ゆずジャムづくり
・くわくわ森で集めた落ち葉を堆肥箱に
移す
・枯れた菊の除去
・それぞれの担当部所の手入れ
|
山本T,佐々木,林N,西山,神浦,杉山,珊瑚,藤野,今井,富島 |
12/20 |
・くわくわ森で集めた落ち葉を堆肥箱に
移す
・弁天坂の菊を切る
・落ち葉かき
・せせらぎ側のササを切る
・下倉庫の掃除と整理整頓
・斜面地民家近くのウメ剪定
・それぞれの担当部所の手入れ
|
山本T,林N,神浦,今井,西山,佐々木,杉山,藤野,富島 |
5. 人物紹介
□坂井鉄 (ボランティア,2024年加入)
僕は2歳の時に鉄道が好きになりました。今では土日江ノ電に乗って鎌倉に行くのが好きです。また天王森泉公園は6歳の時に知りました。今後活動の中で田んぼ、蛍、環境整備などでたくさんの人と関わっていきたいです。歳は27歳です。よろしくお願いします。
□野口定義 (ボランティア,2024年加入)
生まれも育ちも仕事も南国土佐の高知です。9年前、退職を機に住み慣れた高知を離れて、藤沢に移住してきました。
昨年の11月、ボランティアに入会しました。2年前、同じ高知出身の植物学者牧野富太郎博士の朝ドラ「らんまん」を見て、山野草に興味を持つようになりました。長い間、電波や電気の目に見えないものを相手に仕事をしてきたので、ドラマの影響もあり、季節の移ろいがわかる山野草に興味を持ったかもしれません。植物や生き物の専門知識は全くありません。子供の頃、野山をかけまわった経験のみです。これからボランティアの作業の中で勉強したいと思います。
30歳代で始めた趣味の自転車は、走行距離が、ざっと計算して地球8周目位を走っています。これから老いてくると何をするにも体力勝負です。今はリサイクルショップで買った中古自転車を修理して乗ってます。
これからもボランティアをとおして里山の自然を大切にしたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
□鈴木節子 (ボランティア,2023年加入)
月曜日に森の作業をさせていただいています、鈴木節子と申します。
泉区に暮らし始めて19年。茨城育ちで緑が好き、鳥が好き。ただし、BIGINの「島人ぬ宝」といっしょで、♪名前をきかれてもわからない♪です。英語や教育の仕事に関わってきて、早めのリタイアをして今に至ります。
天王の森では、しばらく前から生き物調査自然観察会に参加しています。とても楽しいので、すこし恩返しができれば!と、昨年ボランティアに登録しました。自然にパワーをもらい、エクササイズにもなり、たまには趣味の俳句の題材を見つけ、嬉しいことづくめです。
まだまだ教えていただくことばかりですが、細く長く続けられたら良いなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
□珊瑚真理子 (ボランティア,2024年加入)
60歳で銀行を引退してから昨年まで、全く畑違いのパン屋に勤めていました。パン屋での仕事は私の足腰をずいぶんと鍛えてくれていたようです(笑)。鍛えられた健脚で公園巡りをしていた時、天王森泉公園に出会いました。その日は雅楽の演奏があって、笛の音を聞きながらゆったりと時を過ごしているうちに、すっかりこの公園に魅了されてしまいました。この公園の魅力を造っている皆さん交じって私も何かやってみたいと思った次第です。
在職中から地域の交流センターで、ランチつくり、広報誌の作成、シニアの遠足の引率等のボランティアも続けています。それからズンバやパソコンの教室に通ったりと、スケジュールが過密気味ですが、天王森泉公園のお手伝いは細く長く続けて行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
□寺島計輔 (ボランティア,2024年加入)
寺島計輔と申します。
2024年秋から、参加させていただいています。
森の管理グループでお手伝いしています。野の花会にも参加する予定です。
森や草原の生態系や、草木の種類・名前に興味があります。
諸先輩方に、いろいろ教えていただくのが、楽しみです。これから梅・桜の開花や、野草の花が咲くのも楽しみです。
公園には、20分くらいかけて、原動機付きバイクで通っています。
2022年3月に定年を迎えましたが、ずっと情報処理関係の仕事をしてきました。
Facebookを実名でやっています。公園の行事や作業の様子も、少しずつ投稿しています。興味がある方はお訪ねください。
よろしくねがいします。
別紙
天王森泉公園提案事業実施協議書
提案事業実施計画一覧(無料自主事業含む)
事業名 |
内容(募集人数・一人当たりの参加費) |
新規 |
実施時期 |
回数 |
|
生き物調査観察会 |
園内を中心とした生き物のモニタリング調査(30名・無料) |
|
毎月 |
12 |
|
春の野鳥観察会 |
田んぼ・森・水辺等などに飛来する春の野鳥観察(30名・無料) |
|
5月 |
1 |
|
田植え体験 |
小学生・未就学児童等への田んぼ経験(100名・無料) |
|
5月 |
1 |
|
ほたる観賞会 |
園内湧水に育つホタルの観賞会(500名・無料) |
|
6月 |
1 |
|
そば打ち体験 |
28蕎麦の手打ちそばの体験(30名・1000円(材料費)) |
|
6、9月 |
2 |
|
七夕まつり |
短冊飾り付け、竹配布(30名・無料) |
|
7月 |
1 |
|
水辺で遊ぼう生き物観察会 |
境川に生息する生き物の観察(30名・無料) |
|
8月 |
1 |
|
夜の虫ライトトラップ |
夜に行動する昆虫の観察(30名・無料) |
|
8月 |
1 |
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案山子展示 |
公園ボランティア作品展示(2組・無料) |
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9月 |
1 |
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古民家ライブ |
敬老の日を祝い癒しの館と音楽文化の体験ライブ(50名・無料) |
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9月 |
1 |
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稲刈り体験 |
小学生・未就学児童等への田んぼ経験(100名・無料) |
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10月 |
1 |
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秋の研修会 |
ボランティア向け研修会(30名・無料) |
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10月 |
1 |
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館すす払い |
ボランティアによる大掃除(20名・無料) |
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12月 |
1 |
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百人一首、子供遊び |
百人一首、かるたなどの正月行事(50名・無料) |
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1月 |
1 |
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節分豆まき |
良い春(年)を迎える行事(100名・無料) |
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2月 |
1 |
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吊るしかざり展 |
文化交流 古民家の演出(1000人・無料) |
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2、3月 |
1 |
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冬の野鳥観察会 |
野鳥観察会を通し、公園近隣の自然環境に触れる(30名・無料) |
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2月 |
1 |
提案事業実施計画一覧(有料自主事業含む)
事業名 |
内容(募集人数・一人当たりの参加費) |
新規 |
実施時期 |
回数 |
自主事業予算額 |
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総経費 |
収入 |
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竹の子まつり |
間伐した竹の子を通じた日本の竹利用の文化を体験(200名・無料)、生竹の子、竹の子鍋販売 |
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4月 |
1 |
80,000円 |
60,000円 |
五月まつり |
こいのぼり、五月人形、もちつきで端午の節句を祝う |
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5月 |
1 |
50,000円 |
60,000円 |
大人の竹細工 |
伐採竹の再利用体験 |
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5月 |
1 |
0円 |
5,000円 |
新そばまつり |
そば打ち有志が奉仕する新そばまつり(30名)、手打ちそば販売 |
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10月 |
1 |
20,000円 |
15,000円 |
天王森まつり |
公園開園記念事業(300名・無料)、焼芋、野菜等販売 |
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11月 |
1 |
200,000円 |
100,000円 |
天王森もちつき |
公園で収穫したもち米を用いた収穫祭(300名・無料)、もちパック等販売 |
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12月 |
1 |
100,000円 |
150,000円 |
間伐竹の子販売 |
竹林で採取した竹の子の販売 |
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4~5月 |
1 |
0円 |
100,000円 |
黒米販売 |
収穫した米の販売 |
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10月~ |
1 |
0円 |
10,000円 |
もち米販売 |
収穫したもち米の販売 |
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10月~ |
1 |
0円 |
5,000円 |
ゆずジャム販売 |
収穫したユズを使ったジャムの販売(当園ボランティアのみへの販売) |
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12月 |
1 |
5,000円 |
8,000円 |
しいたけ原木販売 |
菌打ちしたしいたけ原木の販売 |
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2月~ |
1 |
70,000円 |
45,000円 |