
ゼフィルス (zephyrus)はラテン語で、ギリシャ神話に出てくる西風の神様のことです。 春と初夏のそよ風を運んでくる温和な神様と言われます。
樹上を住処として卵で冬を越し、年に1回、初夏から盛夏にかけてだけ見られる、美しいシジミチョウの仲間を、まとめてゼフィルスと呼んでいます。
最近は蝶の分類は細かくなったため、愛称のように使われてゼフとも呼ばれています。
日本には25種類生息していますが、5月から6月にかけて天王森泉公園では3種類見られています。
左の写真はアカシジミ 開長42㎜程度 コナラの林に多い。