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カブトムシの幼虫いつもと違う!

 毎年恒例の腐葉土の取り出しです。野の花グループの皆さんで堆肥箱にできた、腐葉土を取り出し花壇の肥料とします。

 森の落ち葉を1年間寝かしておくと、この中にカブトムシが卵を産み、12月の今頃には丸々と太った10cmくらいの幼虫がたくさん出てきます。幼虫を傷つけないように、小さなシャベルと手で土をかき出しバケツから土嚢袋に移します。

 昨年は423匹もの幼虫が見つかりびっくりしたのですが、今年は少なめの上、サイズが1/3ぐらいの小さいのが出てきました。カナブンかな?と思いつつ掘り進めると、どうもカブトムシの幼虫のようです。 今年は気温が不安定で同じ時期に孵化できず、この差が出たのではと思われます。来年までに同じように育ってくれるとよいのですが。

 今年の結果は大きい幼虫127匹、小さい幼虫82匹、腐葉土は60袋できましたが、作業者は腰にきていました。 おつかれさま!

カブトムシ用に土を残し、取り出した幼虫を戻して落ち葉の布団をかけます。これからここに森の落ち葉を山のように溜め込みます。