天王森泉館の裏庭には、湧水の森が広がり、その泉の湧き出す源に「ワサビ田」があります。
昨年12月にタヌキがワサビをことごとく抜き倒す被害に会いましたが、倒されたワサビを一本一本手作業で植えなおし何とか生き返らせました。
春になり温かくなると、アブラナ科の植物であるワサビを好むカブラハバチの幼虫とスジクロシロ蝶の幼虫に襲われています。
カブラハバチの繁殖元と思われるクレソンもすべて撤去し、幼虫を目視で見つけては一匹ずつ手作業での除去を繰り返してきました。ワサビ田から回収したカブラハバチの幼虫は一日数百匹回収することもあり、その効果か、ワサビの新芽と花が新しく育っていることから、今年も何とかワサビを育てていきたいと思っています。