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湧水に浮かぶ忘れな草の群生

湧水の森から流れ出るせせらぎの中にワスレナグサ(勿忘草)の群生があります。是非、見に来てください。

ワスレナグサは昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、足を滑らせて水中に消えてしまい、命を落とした。その時にルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、„Vergiss-mein-nicht!“(僕のことを忘れないで!)という言葉を残して死んだ。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にしたとされている。