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ボランティア研修

秋晴れの心地よい一日、ボランティア研修を行いました。今回の訪問先では、天王森の活動に役立つ多くの知識を学ぶことができました。

最初に訪れたのは、湘南の伝統を感じさせる「熊澤酒造」。明治5年(1872年)創業の老舗で、社是は「よっぱらいは日本を豊かにする」。湘南の気候に根差した、手作りの少量生産で良質な酒を作り続けています。看板商品である「天青」は、中国の故事「雨過天青雲破処」から名前が取られ、清らかで潤いのある味わいが特徴です。さらに、2024年10月1日から新たに稼働した精米機についても説明があり、精米されたお米の香りを感じながら、酒造りへの情熱を学ぶことができました。その後、「蔵元料理天青」にて、地元の食材を使った「蔵元美膳」を堪能し、天青との絶妙な組み合わせを楽しみました。

午後からは神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」を訪れました。敷地面積は約92,000㎡(横浜スタジアムの約3.5倍)と広大で、四季折々の花々や野菜が見られる豊かな自然が広がっています。ボランティア活動にも役立つアイデアが散りばめられた場所です。特に印象的だったのは、1,300品種以上のバラや季節の花々が彩るプロムナード。ちょうど畑のハロウィンパーティとローズフェスティバルが開催中で、秋の風景が美しく広がっていました。野菜の畑もあり、トマトやトウモロコシの栽培方法について学び、次回の活動で活用できるヒントを得ることができました。

天王森泉公園の活動に役立つ知識やヒントが詰まった充実の研修でした。ボランティアの皆さんにとっても、今後の活動への意欲が湧く素晴らしい一日となったようです。また皆さんとともに学びながら活動できる日を楽しみにしています。