横浜マイスターとして活躍され、木の剪定の専門家である木下透先生をお招きし、天王森泉公園で第10回目となる木下先生剪定講座を開催しました。今回は「くわくわ森北口」にあるソシンロウバイを対象に、ボランティア・スタッフを含め総勢13名で剪定作業を行いました。
このソシンロウバイは1年ぶりの剪定となり、徒長枝が約2メートルほど伸びてしまい、全体的に生い茂った状態でした。木下先生は、まず徒長枝をどのように処理するかについて解説してくださいました。「樹形を整えるだけでなく、木の健康を考えて不要な枝を切り、木を長く生きさせることが大切」と先生。実際に剪定作業を始めるときには、先生自ら手本を見せてくださり、その技術と丁寧な仕事ぶりに一同感嘆しました。
作業中、近くにあるガマズミの木に目を向けると、赤く熟した実がひときわ目を引きました。木下先生は「控えめながら美しいエンジ色は日本らしい」と称賛され、私ももそのエンジ色の美しさに改めて感動していました。
木下先生の指導のもと、参加者の皆さんが協力して取り組んだ今回の剪定講座は、大変充実した時間となりました。剪定を通して、木々の健康を守る大切さや自然とのふれあいを深く感じることができました。
天王森泉公園では、今後もこのような活動を継続し、地域の自然環境を守り育てていきます。次回の剪定講座にもぜひご参加ください!